最終更新日:2017年02月01日 | 1193views

類語国語辞典のおすすめ人気ランキング10選

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適切な言葉が見つからない時や、よりシンプルな言葉である事柄を表現したい時などに役立つ「類語国語辞典」。角川や三省堂、学研などから多様な類語辞典が出ていますが、いざ購入しようと思っても、小さい頃から親しみのある国語辞書と違って、何を基準にどう選べばいいのか悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの類義語辞典をランキング形式でご紹介していきたいと思います。使いやすい辞典を選んで、文章作成などにお役立てくださいね。

類語国語辞典とは

まず、類語国語辞典とは一体どのようなものなのでしょうか。

国語辞典については、学校での辞書引き学習などを通して、誰でも一度は触れたことがあるのではないでしょうか。知らない言葉を調べたり、正確な意味や用法などを調べるのに役立ちますよね。知りたい語があって初めてその本領を発揮してくれるものとも言えます。

これに対して類語辞典とは、知っている語と同じような意味を持つ他の言葉を見つけるのに優れています。例えば、「いろいろ」という表現を他の言葉に言い換えたい時に類語辞典を引くと「多種多様」「様々」「千差万別」などが出てきます。「いろいろ」ばかり使うと単調で薄っぺらになりがちな文章も、これらの言葉に書き換えることでより深みのあるものとなります。

類語国語辞典の選び方

では、類語国語辞典の選び方のポイントを見ていきましょう。

五十音順に並んでいる国語辞典とは引き方が大きく違うものもあるので、最初は戸惑うかもしれません。しかし類語辞典ならではの分類方法は、あなたが想定したものよりも、よりふさわしい言葉へと導いてくれるくれるでしょう。

収録語数で選ぶ

日常使う言葉を可能な限り厳選しているものと、とにかく多くの言葉を収録しているものの2つのタイプがあります。収録語数が少なすぎると適切な言葉が見つからないという場合があるかもしれませんし、逆に多すぎると言葉が見つかるには見つかるが時間がかかりすぎる、ということもあるでしょう。

手紙やメール、文章作成などで使用する場合と、小説などを書く場合では用途が異なります。どういった用途で使うのかを考えて選んでみましょう。

引き方で選ぶ

類語辞典での言葉の引き方には、「五十音順」と「分類別」の2つがあります。それぞれ見方が全く違うため注意が必要です。ただ、どちらが良い悪いではなく、使う人の好みによって異なるといったほうが適切でしょう。

「五十音順」は、いわゆる「あいうえお」で文字を引く方法となります。国語辞典などでお馴染みのやり方ですね。類語辞典に慣れないうちは、慣れ親しんだこちらの索引のほうを好む方が多いかもしれません。

一方「分類別」は、一定の法則に従い分類された文字を探す方法となります。編集者によってその編集の方法も異なっており、辞典の使い方にも違いがあります。

語釈や用例の有無で選ぶ

基本的に、類語辞典は現在思い浮かんだ言葉を別の言葉に言い換えたい場合や、より適切な言葉を探したい場合などに活用されます。そのため語釈や用例は不要という方もいれば、語釈や用例も一緒に調べたいという方もいます。類語辞典には、語釈や用例があるものとないものがあるので、そういった点を考慮して選びましょう。

語釈や用例がないものは、収録語数が多い傾向にあります。

類語国語辞典のおすすめ人気ランキング10選

それでは、おすすめの類語辞典をランキング形式でご紹介していきたいと思います。

類語辞典は国語辞典よりも、収録語の選び方や分類方法など、各社間の違いが顕著に見受けられます。だからこそ人によって好みも分かれ、選ぶのも難しくなっています。ぜひ上記の選び方も参考にして、より使いやすい類語辞典を選んでみてくださいね。

10位:学研プラス ことば選び実用辞典 (ビジネスマン辞典)

ことば選び実用辞典 (ビジネスマン辞典)
680円(税込)

・判型:文庫
・編集:学研辞典編集部
・索引:五十音順
・語釈:有
・発行年:2003年
・ページ数:390ページ
・収録語数:10,000語

出先で活躍してくれる手のひらサイズ

手のひらサイズの辞典で、持ち運びや引きやすさでは群を抜きます。価格も千円以下とお手頃なのに、約10,000語の語数が収録されているので、出先用に一冊あると重宝しますよ。また、類義語だけ導き出す辞典と違い、収録語にはすべて語釈と例文が付いているので、別途国語辞典を引く手間は省けるでしょう。

収録語数の関係上、引きたい言葉が結果的に見つからないという場合もあるかもしれません。ただ、ビジネスシーンでは、あまり触れないような難解な言葉を使用してしまうとかえって読む人の混乱を招くことが往々としてあります。書籍タイトルに「ビジネスマン辞典」と言葉が添えられているように、資料や手紙、メール作成などで使える表現を探している方にはおすすめできます。

小説など書く場合や、細かいニュアンスや使い分けを知りたい場合には、やはり少し物足りないでしょう。

9位:大修館書店 日本語シソーラス 類語検索辞典 第2版

日本語シソーラス 類語検索辞典 第2版
16,200円(税込)

・判型:A5判
・編集:山口 翼
・索引:五十音順
・語釈:無
・発行年:2016年
・ページ数:1,626ページ
・収録語数:330,000語

載っていない言葉はない?!圧倒的な収録語数

2003年に発行された『日本語シソーラス 類語検索辞典』の第2版です。その大きな特徴は、33万語という他を圧倒する収録語数です。語彙数が非常に多く、オノマトペや慣用句なども豊富に収録されているため、より適切な語句や表現を見つけたい時には大変便利な辞典です。ただ、類義語の語釈や用例がありません。類語辞典には語釈は不要で、とにかくあるだけの類義語を調べたい・知りたいという方向けです。

索引や引いた先のカテゴリーなどにも語群名が記載されているので、誤って意図しない意味の語群に飛ぶのを避けることができるのも大きな特徴です。索引と本文を行ったりきたりしないで済むので多くの言葉を調べる際に便利でしょう。

収録語数が多いので仕方がないかもしれませんが、いかんせん価格が非常に高く、また大型で重く扱いづらいのが欠点です。また、適切な文章を書くためには語釈の理解や似た語の使い分けに関する理解が必要なため、場合によっては国語辞典などと併用する必要があるでしょう。

8位:三省堂 新明解類語辞典

新明解類語辞典
3,672円(税込)

・判型:B6判
・編集:中村 明
・索引:五十音順/カテゴリ
・語釈:有
・発行年:2015年
・ページ数:1,616ページ
・収録語数:57,000語

細かなところに手が届く?!三省堂類語新辞典の改訂版

2005年に発行されている『三省堂類語新辞典』の改訂版である本書は、話したり書いたりする表現力を高められる57,000語を収録しています。自然・人間・文化の3大分類からさらに導かれたジャンルからなる索引と五十音順索引の2つがあり、調べやすい方法で言葉を見つけ出す事ができます。

見出し語にはルビが振ってあり、見やすさにもこだわっています。季語項目も充実しており、また、使い分けや細かなニュアンスの違いなども丁寧に説明されているの、文章作成だけではなく、俳句や短歌をたしなむ際にも役立つでしょう。

7位:東京堂出版 東京堂 類語辞典

東京堂 類語辞典
4,104円(税込)

・判型:4.6判
・編集:広田 栄太郎/鈴木 棠三
・索引:五十音順
・語釈:有
・発行年:2011年
・ページ数:732ページ
・収録語数:18,000語

俗語や方言なども充実している類語辞典

1955年の初版発行以来、増刷が重ねられてきた同社の『類語辞典』の新装版です。類語辞典によくある分類別ではなく、国語辞典のように五十音順に類語が並んでおり、引きやすさはピカイチです。漢語・和語・古語・俗語・敬語に加え、方言なども充実しているのも特徴です。

価格が高めの割に、収録語数が少ない点がもったいないかなというところです。長年使われてきた実績はありますから、余裕があれば他の類語辞典と併用することで、より充実した使い方ができるかもしれません。

6位:三省堂 必携 類語実用辞典 中型版

必携 類語実用辞典 中型版
1,620円(税込)

・判型:B6変とB7変の2タイプ
・編集:武部 良明
・索引:五十音順
・語釈:無
・発行年:2010年
・ページ数:416ページ
・収録語数:51,000語

使い勝手で選べる大きさが嬉しい

2タイプの大きさがある『必携 類語実用辞典』は、どちらも役立つ51,000語を収録しており、五十音順別に調べることができます。難しい言葉にもルビが振ってあるので読み方に困ることもないでしょう。ただ、語釈や例文がなく、類義語しか載っていないため、場合によっては国語辞典などを必要とするかもしれません。

多くの言葉を収録している辞典で、持ち運びに適しているものであれば、語釈や例文は不要という方におすすめです。特に小型版はハンディサイズにもかかわらず多くの語を調べることができるので、大変重宝するでしょう。ただ、少し小さすぎると思う方もいるかもしれません。

5位:講談社 類語辞典

講談社 類語辞典
3,456円(税込)

・判型:B6判
・編集:柴田 武/山田 進/加藤 安彦/籾山 洋介
・索引:五十音順
・語釈:有
・発行年:2008年
・ページ数:2,300ページ
・収録語数:66,200語

語釈・用例・収録語数……バランスが良い類語辞典といえばこれ

2002年に発行された『類語大辞典』をベースとして作られた使いやすいコンパクト版です。6万を超える語が収録されている上、語釈や用例なども記載されているため普通に使う文にはこれ一冊で充分でしょう。本文は横書きになっており、縦書きに慣れた方には少し違和感を感じるかもしれません。

五十音順索引から本文を引く使い方になりますが、一つの言葉に複数の分類番号が記載されていることがあり、一つ目の分類番号で飛んだ先の内容が意図するものでなかった場合、また索引に戻って別の分類番号へ飛ぶ必要があります。いくつもの語を続けて引くのには少し大変かもしれません。

4位:ぎょうせい 早引き類語連想辞典 第2版

早引き類語連想辞典 第2版

・判型:B6変
・編集:野元 菊雄(監修)/米谷 春彦(編集)
・索引:五十音順
・語釈:無
・発行年:2008年
・ページ数:1,132ページ
・収録語数:23,800語

易しい言葉から適切な類義語が導き出せる

思いついた語を元に適切な言葉を調べていくのに使用する類語辞典。その最初に思い浮かんだ言葉は求めている語に本当に近いところにあるかもしれませんし、元の語からは容易に想像できない遠いところにあるものかもしれません。

求めている語が見つかるまで、どんどん言葉をつなぐように引いていき適切な言葉を見つけられたら……。それを叶えてくれるのが『早引き類語連想辞典 第2版』です。収録語数はそんなに多くはありませんが、引きやすさを重視する方には一度は見てほしい類語辞典です。外来語や慣用句なども充実しています。

3位:研究社出版 類義語使い分け辞典―日本語類似表現のニュアンスの違いを例証する

類義語使い分け辞典―日本語類似表現のニュアンスの違いを例証する
4,860円(税込)

・判型:B6
・編著:田 忠魁/泉原 省二/金 相順
・索引:見出し語
・語釈:有
・発行年:1998年
・ページ数:795ページ
・収録語数:-語

普段使う言葉の使い分けが本当にできていますか?

日本語を普段使って過ごす日本人でも、言葉の細かな使い分けに困ることがあると思います。この『類義語使い分け辞典』は、その語をどのように違うのかを例文などを用いて詳しく説明してくれる辞典です。普段何気なく使っていた言葉も実は誤っているかもしれません。そんなことに気付かさせてくれる辞典も必要ではないでしょうか。

他にも類義語の使い分けを説明してくれる辞典は多々ありますが、ここまで深く掘り下げて教えてくれるものはないでしょう。特に置き換え不可の語については新しい発見があるかも。小説などの文章を書くために使うというよりも、日本語が母語ではない方に、日本語の微妙なニュアンスの違いなどを説明する際に役立ちそうです。

2位:小学館 使い方の分かる類語例解辞典

使い方の分かる類語例解辞典
3,456円(税込)

・判型:B6判
・編集:小学館辞典編集部
・索引:五十音順/カテゴリ
・語釈:有
・発行年:2003年
・ページ数:1,410ページ
・収録語数:25,000語

見やすさにおいては群を抜く類語辞典

収録語数は25,000語と他社の類語辞典に比べると少なめですが、日常よく使われる言葉が約6,000のグループにまとめられてあったり、ページ内の余白の使い方や大きな活字で表示される見出し語などに工夫が見え、使いやすい辞典となっています。

また、類語をそのままずらずらと羅列するだけではなく、豊富な用例や詳しい語釈などの他に、時には類語対比表を用い使い分けが一目でわかるように記載されているのも特徴です。人によっては意見が分かれる分類一覧だけではなく、巻頭に五十音順索引もついているので、文章作りの際に重宝すること間違いなしです。

ただ、似たような言葉の間で使い方を迷う場合などには役に立つ作りとなっていますが、ずらっと関連語が並ぶ他の類語辞典と異なり、「他にもっとしっくりくる言葉があるはず」という感覚を抱くことがあるかもしれません。

1位:角川書店 類語国語辞典

類語国語辞典
3,456円(税込)

・判型:B6判
・著者:大野 晋/浜西 正人
・索引:五十音順/カテゴリ
・語釈:有
・発行年:1985年
・ページ数:1,309ページ
・収録語数:50,000語

多くの人に支持されてきた類語辞典

『類語国語辞典』は、1985年の発行以来、30年以上の時を経てもなお、多くの人に愛され使われ続けている類義語辞典です。「語彙分類体系表」に基づいて類語がグループ化されているのが特徴で、自然・人事・文化の分類の下に「自然」から「物品」までの10個の項目があり、それらの下にはさらに10個の分類がそれぞれ並んでいます。特徴的な箱のカラーパターンもこの十進分類方式からデザインされているようです。

一見似ていると思っていた表現も、実は隣り合わせにないばかりか、遠いところにあるかもしれないのです。また、反対に隣り合わせの言葉をよく見ることで、実際思っていた意味合いとは違うということに気づくきっかけになるかもしれません。この「語彙分類体系表」は、それを手助けしてくれるものになるのではないでしょうか。

ただ、意味がそこまで詳しく書かれているわけではないので、細かな意味合いや詳しい使い方などを知りたい場合には「国語辞典」などもあると便利でしょう。

まとめ

今回は類語辞典のおすすめをランキング形式でご紹介してきましたが、いかがでしたか。

どれが良い悪いではなく、辞典は使う人の好みにより、使いやすいかどうかが変わってくるでしょう。ここに記載したもの以外にもたくさんの類語辞典があります。購入に迷った際には選び方なども参考にしていただき、ぜひ「これだ!」というお気に入りの類語辞典を見つけてみてくださいね。

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