【書き心地最高!】万年筆インクのおすすめ人気ランキング10選

【書き心地最高!】万年筆インクのおすすめ人気ランキング10選

万年筆の楽しみ方は様々ですが、そのうちの一つが万年筆のインクを選ぶこと。パイロット・セーラー・ペリカン・モンブランなど、様々なブランドから豊富な種類のインクが発売されており、中には自然の風景や宝石などをモチーフにした個性的な色のインクもあります。

ですが、その種類の豊富さゆえに、どのインクを使えばいいか迷うことも多いもの。そこで今回は、文房具店や通販で購入できるものの中から商品を比較、プレゼントにも最適なおすすめの万年筆インクをランキング形式で紹介していきます。愛用の万年筆にぴったりのインクを見つけて、最高の書き心地を楽しんでください!

最終更新日:2017年05月18日 | 4,066views

万年筆インクの選び方

まずは万年筆インクの選び方から見ていきましょう。インクの特徴はメーカーによって様々ですが、特に注目すべきポイントを紹介していきます。

万年筆のインクは一度購入すると長い付き合いになることが多いもの。基本的な要素もしっかりと把握した上で、好みのインクを探しましょう。

インクの種類で選ぶ

インクには大きく分けて3つの種類があります。それぞれ性質がまったく異なるので、特徴をおさえた上でインクを選びましょう。

【染料インク】安全性が高く発色がいい

現在発売されている万年筆インクの大半がこちらのタイプ。粒子が小さく、紙に染み込むことで色を付けるタイプです。

発色がよく、カラーバリエーションが豊富。また、水に溶けやすい性質を持つため、ペン先に詰まってしまったときも比較的容易に取り除けます。万年筆を傷めにくい、安全性の高いインクと言えるでしょう。

ですが、水に溶けやすい、つまり耐水性に乏しいということで、書いた文字が滲みやすいという欠点もあります。また、日光に弱く色あせやすいため、長期保存する書類を書くのには向いていません。室内で短期的に保管する場合に向いているでしょう。

【顔料インク】耐水性・耐光性に優れる

粒子が大きく、紙の上に張り付くことで色を付けるタイプ。染料インクほどカラーバリエーションは多くなく、黒や濃紺が大半を占めます。

耐光性に優れ、色あせにくいという特徴があります。耐水性にも優れ、水を垂らしてもほとんど滲みません。その反面、水に溶けにくいため、ペン先の詰まりを起こしやすいという欠点もあります。頻繁に手入れをしないと、最悪の場合は万年筆を傷めてしまうことになりかねません。

初心者が使用するのは難しく、万年筆慣れした方向けの種類と言えます。長期間の保存に耐えうるインクなので、重要書類に使うのには最適です。

【没食子インク】独特の色の移り変わりを楽しむ

化学反応で色を付けるタイプ。昔は主流でしたが、現在はあまり多く販売されていません。「古典インク」と呼ばれることもあります。

色の移り変わり方が味わい深く、万年筆上級者に愛されている種類です。色あせにくく、耐水性にも優れるので、長期保存する書類や重要なサインなどに最適。

こちらは酸性を持つため、ペン先を腐食させやすいという特徴があります。現代の没食子インクは安全性が高くなっているため、すぐさま腐食するようなことはありませんが、それでも頻繁な手入れが必要です。初心者には扱いが難しいインクかもしれません。

コストパフォーマンスで選ぶ

ボトルインクを使うときは、コンバーターという道具を使用して、万年筆にインクを吸引します。本体に吸引できるタイプの万年筆もありますが、コンバーターで吸引するタイプが大半。コンバーターで吸引できる量はメーカーによって差がありますが、だいたい0.5cc~1.5ccほどです。

インクによって一度の吸引あたり何円かは変わってきます。コストパフォーマンスのいいインクで気兼ねなく書くか、多少値段が高くても好みを追求するかは、使用頻度や用途によって決めたほうがいいでしょう。

ご自分の万年筆の使い方を考えた上で、コストパフォーマンスにも注目してみてください。

カラーバリエーションで選ぶ

2色ほどしか種類のないものもあれば、30種類以上のバリエーションが用意されているものもあります。

黒や濃紺のインクがあれば事足りるのか、複数の色を使い分けたいのかは人それぞれ。ご自分の万年筆の使い方とあわせて、色の種類がどのくらいあるかにも注目してみましょう。

なお、基本的に染料インクのほうが色の種類が豊富で、顔料インクや没食子インクは染料インクほど種類がないケースが多いです。

万年筆インクのおすすめ人気ランキング10選

それでは、いよいよランキングを発表します。勉強に仕事にと、インクは毎日使うもの。自分の好みと使う万年筆に合ったインクを選んでくださいね!

10位:エルバン トラディショナルインク

エルバン トラディショナルインク ミントグリーン 30ml hb13033
1,512円(税込)

・内容量:30ml
・1ccの値段(定価):50.4円
・種類:染料
・色数:30

ロマンチックな名前のついた豊富な色の数々

豊富なカラーバリエーションが最大の特徴です。30種類もの色があり、その一つ一つにおしゃれな名前がつけられています。

中でも人気なのが「ミントグリーン」。ラベルには「DIABOLO MINTTHE(ディアボロ ミント)」とありますが、これはハッカ入りのレモネードのこと。清涼感のある淡いブルーが特徴的です。染料インクの特徴である発色のよさを最大限に活かしたインクと言えるでしょう。

注意点としては、一部の色を除いて、公式な場では使いづらい色が多いこと。また、1ccあたりの値段も少々お高め。完全なプライベート用として、限られた場面でのみ使ったほうがいいかもしれません。

9位:セーラー万年筆 STORiA

名入れ 万年筆インク ストーリア STORiA SAILOR Dancer  ダンサー(ピンク)
1,620円(税込)

・内容量:30ml
・1ccの値段(定価):54円
・種類:顔料
・色数:8

顔料インクには珍しい豊富なカラーバリエーション

顔料インクといえば、水や日光に強いというメリットがありつつも、カラーバリエーションはやや乏しい種類として知られていますが、こちらのSTORiA(ストーリア)は8色もの色が用意されています。

中でも人気なのが、「ダンサー」というピンク色のインク。華やかで可愛らしい色合いは、万年筆の持つクラシックで敷居の高いイメージとは正反対。他の色もサーカスをモチーフにした可愛らしい名前がついており、思わずコンプリートしたくなりますね。

注意点としては、こまめな手入れが必要なこと。顔料インクは水に溶けにくいので、放っておくと詰まってしまったり、万年筆を傷めたりするので、最低でも2ヶ月に一回は万年筆を洗浄してください。また、1ccあたりの値段が54円と高め。インクを大量に消費するタイプの方は、そこも気をつけてください。

8位:プラチナ万年筆 クラシックインク

プラチナ万年筆 クラシックインク INKK-2000#15 カシスブラック
1,980円(税込)

・内容量:60ml
・1ccの値段(定価):36円
・種類:没食子インク
・色数:6

伝統の製法によって作られた、味わい深い書き味のインク

プラチナ万年筆といえば、国内で唯一、伝統的な没食子インクの作り方でブルーブラックインクを製造しているブランドです。そんなプラチナ万年筆から新しく発売されたのが、このクラシックインク。没食子インクの特徴である長期保存に耐えうる性質を持ち、味わい深い筆跡の濃淡が楽しめる、玄人好みのインクです。

人気の色は「カシスブラック」。紫がかった上品な色合いです。「カシスブラック」以外も落ち着いた深みのある色ばかりなので、年配の方や、色合いを楽しみたいけれど華やかな色は苦手、という方にもおすすめ。

注意点としては、没食子インクは万年筆を傷めやすいので、こまめな手入れが必要なこと。初心者の方が最初に使うインクとしては適していません。なお、コストパフォーマンスは1ccあたり36円と高すぎず安すぎず、ちょうどいい値段です。

7位:ナガサワ文具センター KobeINK物語

Kobe INK物語 雪御所ザクラ
1,944円

・内容量:50ml
・1ccの値段(定価):38.88円
・種類:染料
・色数:51

神戸の街をイメージして作られた51種類の色

染料インクの中でもトップクラスに多い、51種類というカラーバリエーションが最大の特徴です。まさに「選びきれない」という言葉がピッタリ。また、色の一つ一つに神戸の風景をモチーフにした名前がついており、色とあわせてイメージすることで、神戸の美しい町並みが目に浮かぶようです。

トップクラスの人気を誇るのは、「雪御所ザクラ」というカラー。平清盛公の別邸、雪御所跡地周辺の川沿いに咲く桜をイメージした色で、春の暖かい日差しを感じられるような、暖かで可愛らしい色合いです。

注意点としては、実店舗で取り扱っている場所が少ないので、目で見て試すのが難しいことがいえます。通販のページには色見本がついているので、そちらも参考にして好みの色を探しましょう。

6位:ペリカン エーデルシュタイン

ペリカン ボトルインク タンザナイト エーデルシュタイン 正規輸入品
1,933円(税込)

・内容量:50ml
・1ccの値段(定価):54円
・種類:染料インク
・色数:13

高級感No.1! 宝石をテーマにした色

色の一つ一つに宝石の名前がついた、オシャレなインクです。サファイアやルビーなど、それぞれの名前の宝石を思わせる色合いになっており、全種類集めたくなるほど美しい色ばかり。染料インクの特徴である濃淡の美しさも最大限に発揮されており、ただ文字を書くためのインクとしてだけではなく、鑑賞して楽しむこともできるインクです。

中でも人気なのが「タンザナイト」。いわゆるブルーブラックと呼ばれる色で、ややスモーキーな風合いのある濃紺です。公的な場面でも使用できる落ち着いた色で、美しさとフォーマルさを併せ持つ、優れたインクと言えるでしょう。

1ccあたり54円と高めなだけあって、ボトルデザインも高級感があり、書き心地も滑らかです。大切に使うインクとして一つ置いておくのもいいかもしれません。

5位:セーラー万年筆 顔料ボトルインク

セーラー万年筆 万年筆顔料ボトルインク 13-2001-220 極黒
1,390円(税込)

・内容量:50ml
・1ccの値段(定価):43.2円
・種類:顔料インク
・色数:2

サインペンのようにはっきりとした発色

一般の顔料インクより粒子が小さく、インク詰まりを起こしにくい、超微粒子の顔料インクです。耐水性・耐光性に優れ、更に速乾性も兼ね備えています。実用という一点でいえば、最高レベルの品質のインクでしょう。

色の種類は極黒・青墨の2つ。特に人気なのが極黒で、サインペンで書いたような濃くはっきりとした文字が書けると好評です。万年筆のインクは濃淡が強い書き味になりがちなので、万年筆を使いつつもしっかりとした文字が書きたい、という方におすすめ。

1ccあたりの値段は43.2円。安い部類ではありませんが、万年筆のインクの中では珍しい書き味なので、好み次第では値段にかかわらず持っておきたい一品です。また、他の顔料インクと同じく、万年筆のトラブルを防ぐため、こまめな手入れは心がけるようにしてください。

4位:モンブラン インクボトル

モンブラン インクボトル、ロイヤルブルー、60 ml MB105192 正規輸入品
1,944円(税込)

・内容量:60ml
・1ccの値段(定価):32.4円
・種類:染料インク
・色数:8

高級感のある美しい色合い

少々変わった形をしたボトル。こちらはインクが残り少なくなっても吸引しやすいよう工夫された、特殊なボトルです。少し前までは没食子インクの色もあったようですが、現在はほとんどの色が染料インクになっています。インクフローがやや渋めなので、インクフローのいい万年筆とあわせて使うとちょうどいい書き心地になるでしょう。

人気なのが「ロイヤルブルー」。この色を最も美しい青インクだと評する方もいるほどで、名前のとおり高級感のある、紫がかった青色です。

モンブラン自体が最高級レベルのブランドなので、インクも高そうに思えますが、1ccの値段は32.4円と高い部類ではありません。このコストパフォーマンスで高級感のある美しい色合いが楽しめるのは嬉しいですね。

3位:ウォーターマン ボトルインク

ウォーターマン ボトルインク ミステリアスブルー (ブルーブラック) S0110790 50ml 正規輸入品
880円(税込)

・内容量:50ml
・1ccの値段(定価):25.92円
・種類:染料
・色数::8

万年筆専門店でおすすめされるほどの高品質

まず目に付くのは、独特のカットが施されたボトル。インクが少なくなったときに傾けて吸引しやすくするためのデザインだそうです。カラーバリエーションは8色展開、どの色も鮮やかで、なおかつ上品な色合いです。

中でも有名なのは「ミステリアスブルー」。以前はブルーブラックという名前で販売されていました。万年筆専門店でおすすめされることも多い、扱いやすいインクです。万年筆に優しいので、常用していてもメンテナンスが3ヶ月に1回ほどでよく、初心者が初めて使うインクとしてもおすすめ。

1ccあたりの値段も25.92円とリーズナブル。日常使いのインクとしても、気兼ねなく使えます。他のインクを愛用している方でも、一つ置いておくと何かと便利でしょう。

2位:セーラー ボトルインク ジェントル

セーラー万年筆 万年筆ボトルインク ジェントル 13-1000-244 ブルーブラック
668円(税込)

・内容量:50ml
・1ccの値段(定価):20円
・種類:染料インク
・色数:3

コスパ最高! ヘビーユーザーも納得の品質

セーラー万年筆から発売されているジェントルインクシリーズです。まず注目したいのは、1ccあたり20円という圧倒的なコストパフォーマンスの良さ。気兼ねなく使えるので、勉強用や仕事用にヘビーユーズするインクとしては最適です。

中でも人気なのが「ブルーブラック」。落ち着いた色味で、インクフローも抜群。サラサラとした書き心地で、思考の邪魔をされずに書き物ができます。コストパフォーマンスと品質が両立しているのは嬉しいところですよね。

カラーバリエーションは3色と少なめですが、同じジェントルインクから「四季彩」という16色のシリーズも出ているので、ベーシックな色に飽きたときはそちらに手を伸ばしてみるのもおすすめです。こちらも内容量・値段共にノーマルのジェントルインクと同じなので、カラフルなインクを気軽に楽しむことができます。

1位:パイロット 色彩雫

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-TY ツキヨ
1,123円(税込)

・内容量:50ml
・1ccの値段(定価):32.4円
・種類:染料インク
・色数:24

日本の美しい景色をモチーフにした、季節感溢れる24色

まず目につくのは色の名前の美しさ。露草・天色・松露・冬将軍・紫式部など、和の趣に溢れた名前が一つ一つについています。色自体も濃淡がはっきりとした繊細なものが多く、日本の景色をイメージした名前にぴったり。また、春夏秋冬を思わせるモチーフの色が多いので、季節によって使うインクを変えてみるのもおすすめです。

一番人気の色は「月夜」。緑がかった青で、まさに月が明るい日の夜空のよう。色の系統としてはブルーブラックなので、仕事など公的な場でも使えます。

1ccあたり32.4円とコストパフォーマンスも優れており、値段を気にすることなく美しい色を楽しめます。万年筆のインクを選ぶことの楽しみを最大限に味わえるインクと言えるでしょう。

インクを入れるときの注意点

豊富な種類の中からインクを選ぶのは万年筆の楽しみですが、一つ注意することがあります。

基本的に、万年筆とインクは同一メーカーのものを使用することが推奨されています。各万年筆メーカーは自社以外のインクを入れたことによる故障については保証外というスタンスを取っているので、異なるメーカーのインクを入れる場合、自己責任で使用しなければなりません。

他社インクを入れたからといって必ず故障するわけではなく、実際には問題が起こらないことも多いです。万年筆愛好者の中にはごく当たり前に別々のメーカーを使用している方も多くいます。ですが、万が一のときは保証がきかないかもしれないということは頭に入れておいたほうがいいでしょう。

また、特殊なペン先の万年筆や、扱いの難しい顔料インク・没食子インクに関しては、別メーカーのインクを入れることによるトラブル発生率が高い場合もあります。別々のメーカーの万年筆とインクが使いたい場合、安全性を調べてから使用してください。

まとめ

いかがでしたか? インクは単体で使うものではなく、万年筆などとあわせて使うためのもの。色の好みやパフォーマンスはもちろん、お使いの万年筆との相性も重要になってきます。

お気に入りのインクを見つけるためには、様々な角度からの検討が必須。ランキングや選び方などを参考に、ぜひ愛用の一色を見つけてくださいね!