最終更新日:2017年03月25日 | 1937views

精製されていない砂糖のおすすめ人気ランキング5選

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お料理やお菓子作り、飲み物などに甘みを加えるものとして欠かせない調味料の砂糖。ですが、昨今では砂糖は健康志向の高まりもあり、邪険に扱われがちですよね。確かに虫歯の原因になったり様々な病気の原因にもなり得るので食べずに済むなら済ませたい…とはいってもなかなか砂糖を完全に生活から無しにしてしまうのは難しいものです。

しかしながら、「砂糖が病気などの原因になり得る」と言われている理由をよく理解したうえでそれを逆説的にとらえれば、てんさい糖・きび砂糖・黒砂糖など体にいいオーガニックな砂糖も少ないながら存在します。そこで今回は、なるべく健康に良く栄養のある未精製の砂糖を皆様にご紹介していきたいと思います。

砂糖の種類

まず最初に健康に良い砂糖を選んでいくため最低限必要な基礎知識として、砂糖の種類についてご説明しましょう。砂糖にもたくさん種類がありますが、その成分から分蜜糖と含蜜糖に大きく分けることができます。

精製され甘い成分だけ抜き出した分蜜糖

分蜜糖とはサトウキビなどの原料から混じった物を取り除いて主成分のショ糖の純度を高くした砂糖のことです。分蜜糖にはスーパーなどでも大袋で売られているのをよく見かける上白糖やコーヒーなどに使うグラニュー糖、そして氷砂糖やザラメ糖、カラメル色素で色をつけた三温糖などがあります。

日本で最も多く料理やお菓子などに用いられているのが上白糖になります。一般的に白砂糖とも呼ばれます。

精製せず栄養成分が残っている含蜜糖

甘さの成分であるショ糖を抽出してしまう分蜜糖に対して、原料から絞り出した蜜の成分を残して作られた砂糖が含蜜糖です。黒砂糖やきび砂糖、てんさい糖があります。分蜜糖の砂糖に比べると少し高価にはなりますが、ミネラルなどの大切な栄養分が残されているので見た目も茶色っぽい色がついています。最近では健康志向の高まりから白砂糖に代替されることも増えてきました。

砂糖が健康に良くないと言われる理由

ところで、砂糖ってなぜ健康に悪いと言われるのでしょう。「糖ってエネルギー源じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、そもそも人間の体に必要な糖は砂糖で取らなくても米や穀物、野菜などから摂取する炭水化物だけで十分なのです。ですがそこに精製された砂糖を食べることで様々な弊害が起きてしまいます。いったいどんな問題が起きてしまうのでしょうか。下記にまとめました。

大量のカルシウムが失われる

白砂糖やグラニュー糖は精製される過程の中でミネラル分も失ってしまい酸性の食品になっています。酸性食品が体内に入ると人間の体はアルカリ性なので中和するために体の中にあるミネラルをたくさん使わなければなりません。そのミネラルの中でも最も使われるのがカルシウムです。

カルシウムが食べ物から摂取できない場合人の体は骨や歯を溶かして調達しようと働きます。甘いものを食べて虫歯ができるのはこのためです。

血糖値を急激にあげてしまう

砂糖に限らず、ご飯やパンなどの糖分を含む食品を食べると血糖値が上がります。血糖値が上がること自体は通常人間の生命活動に必要な働きなのでこれ自体は問題ありません。

ですが消化のよい精製された砂糖だと体に吸収されやすいため血糖値の上昇のスピードがとても早くなります。すると急激に上がった血糖値はあとで急に下がるので、体が糖分が足りないと認識してしまいまたすぐに糖分を欲するようになり、砂糖中毒のような状態になります。

そうなると何が起こるかというと、糖分が足りないと脳が思うことでイライラしやすくなったり、体が必要以上の糖分を繰り返し欲してしまって肥満になりやすくなったり、さらに糖尿病などの病気を発症してしまったりする可能性もあります。

健康に良い砂糖を選ぶポイントとは

砂糖が健康に悪いといわれる理由を見てきましたので、逆に「健康に良い砂糖」のポイントが見えてきたかと思います。健康に良い砂糖とはどんな砂糖なのでしょうか?それはズバリ、「栄養価の高い含蜜糖」と定義づけることができます。

ミネラル分を多く含んだ砂糖を選ぶ

ミネラル分を含まないことでカルシウムが失われてしまうという問題が起きるのですから、砂糖選びにはミネラル分を多く含んでいるかが大きなポイントになります。分蜜糖は精製過程で排除されてしまっているので含蜜糖でなければいけません。

含蜜糖の中では、100gあたりのカルシウムの含有量は黒砂糖が240mgとダントツで、次にきび砂糖が10~35mg、次いでてんさい糖が0.5~1.5mgとなっています。また鉄の含有量は黒砂糖が4.7mg、きび砂糖0.15~0.45mg、てんさい糖は0~0.3mgとなっています。

また血糖値の上昇に関しても、ミネラル分が多いということはその分ショ糖の割合が低くなるということですので、含蜜糖は精製された砂糖よりは急激な上昇を抑えることができます。以下、代表的な含蜜糖をご紹介します。

てんさい糖

てんさい糖に使われるてん菜は砂糖大根とも呼ばれる野菜で、北海道で栽培されています。日本での栽培の歴史は明治初期からと新しいほうですが、国内で生産される砂糖のうち80%近くがこのてん菜を原料にしています。

てんさい糖は大根が原料なのでその特性上、体を温める性質があります。またオリゴ糖が含まれていることからビフィズス菌の働きも期待されます。味はあっさりとした優しい味わいなので少し物足りなさを感じる方もいるかもしれません。

てんさい糖にはもう一つ、注目されている特徴として血糖値を示す数値であるGI値が低いということがあります。ただしGI値は食品単独で計って出した机上の数値に過ぎず、食べ合わせであったり個人の体質・男女差などで大きく変動してしまうものなのでここでは大きく評価の対象にはしていません。

きび砂糖(サトウキビ糖)

サトウキビを原料にした砂糖で、精製途中の蜜液を煮詰めてつくったものがきび砂糖です。日本で最初に砂糖の原料として持ち込まれて作られるようになったのがこのサトウキビで、現在の沖縄県や鹿児島県の南西諸島で栽培されています。

栄養価の高さでは黒砂糖に劣りはしますが、適度な栄養分を持ちながら上白糖のような使いやすさも持ち合わせているので抵抗なくお使いいただけると思います。

てんさい糖よりもカリウム・カルシウム・リンなどのミネラル分を多く含んでおり、味にコクがあって煮物などに用いると素材が持つクセを和らげてくれます。黒砂糖よりもマイルドな味わいなので黒砂糖の風味が苦手な方にもお使いいただきやすいのではないかと思います。

黒砂糖(黒糖)

サトウキビのしぼり汁をそのまま煮詰めて砂糖にしたものが黒砂糖です。全く精製されていないのでミネラル分が大変豊富で強いコクと風味があります。

栄養価が非常に高く、特にカリウムとカルシウム、鉄分やリンの含有量は含蜜糖の中でも群を抜いています。ミネラル以外にもビタミンやたんぱく質も含まれていますが100gあたりの総カロリーはきび砂糖やてんさい糖に比べて最も低く、調味料というよりはヘルシーな栄養食といっても差し支えないほどです。

アトピーで悩む方が医師のアドバイスを受け、パンや加工品などの砂糖を含む食品を一切やめて、甘い調味料は黒砂糖だけにしたところアトピーが完治したという例もあるそうです。

精製されていない砂糖のおすすめ人気ランキング5選

それでは実際に「健康に良い砂糖」の条件に入る含蜜糖の中から、栄養価が高く、Amazonや楽天市場といった通販サイトでも多くの方から支持を得ている選りすぐりの商品5つをご紹介していきたいと思います。

5位:ムソー てんさい含蜜糖・粉末 500g

ムソー てんさい含蜜糖・粉末 500g
360円(税込)

細かい粉末で水にも溶けやすい

昨今ではスーパーでもてんさい糖を探すのに困らなくなってきていますが、シロップタイプのものや粒が顆粒になっているものが一般的で、溶けにくさや使いづらさがネックでした。しかしこのムソーのてんさい含蜜糖は粒子が細かく溶けやすいのが特徴です。温かいものに使う場合はどんなタイプでも溶けるので粒の大きさは問題ありませんが、冷たいものに使う場合、さっと溶けてくれるのはとても便利です。

北海道産のてんさい糖ですので、遺伝子組み換えなどの心配もなく安心して使えますね。甘みがまろやかで優しい味わいなので、普段のお料理や飲み物などに用いることができます。ただ、きび砂糖や黒砂糖のようなコクは出にくいので、野菜を炊き上げたり素材の味を生かすようなお料理に向いています。

4位: 沖縄サンゴ ミネラルお砂糖 天然サンゴ 玄糖(くろとう)

ミネラルお砂糖 天然サンゴ 玄糖(くろとう)
891円(税込)

カルシウムの含有量が豊富

沖縄県産の黒糖に天然サンゴのカルシウムを加えた商品です。黒糖がもつミネラル分に加え、サンゴの持つマグネシウム・カリウム・鉄・亜鉛といった健康に欠かせない天然のミネラル成分が含まれているので、大変栄養価の高い砂糖です。またサンゴは結晶構造が繊細なので、その栄養は吸収性が良く抗酸化性も強いと言われています。

粒子が非常に細かくて水に良く溶けるので、料理にも飲み物にも使いやすい商品ですが、栄養分がずば抜けて高いという特性もあり、毎日使う砂糖としては少し価格が高めになります。

3位:Napines 素焚糖 600g

砂糖 Napines 素焚糖 600g 月替ママパン通信付き(1注文に1枚のみ)
351円(税込)

マイルドな味わいで普段のお料理に最適

サトウキビは収穫されてからすぐに加工しないと糖分が失われてしまうという性質があるため、国内で販売されている砂糖のうちの大部分は、実は外国産のサトウキビを「原料糖」にして加工したものから作られているのです。

しかしこの商品は鹿児島県の奄美諸島産のサトウキビだけを原料にした砂糖で、独自の製法で炊きあげられており、ミネラルをぎゅっと閉じ込めて作られています。カルシウムの含有量が100gあたり39.8mgときび砂糖の中でもひときわ高い商品です。

上品で柔らかな甘みはお料理に最適で、お菓子作りなどにも向いていますが、製法上、蜜玉(砂糖の塊)ができることがありますのでサックリ仕上げたいお菓子には不向きかもしれません。

2位:TOMIZ(富澤商店) 喜美良(国産さとうきび糖) / 500g

喜美良(国産さとうきび糖) / 500g 砂糖 その他茶色い砂糖
427円(税込)

お菓子作りにもおすすめ

こちらも鹿児島県の奄美大島で採れるサトウキビ100%の砂糖です。独自の製法で自然結晶させているので他メーカーのきび砂糖よりもミネラル分を豊富に残しており、カルシウムも商品100gに対し39mg含まれています。

黒砂糖のようにミネラル分が豊富な砂糖は、お料理には問題ないのですがお菓子作りに使う場合に上白糖よりも重く出来上がってしまうことがあります。しかしこの商品はミネラル分を多く含みながらも、黒砂糖ほどの濃厚さはなく、優しい甘さとさらりとした粒子で上白糖のような感覚で使用できます。味わいと使いやすさでは最もおすすめできる商品です。

1位:ゆうな物産 波照間島の粉末黒糖 250g

波照間島の粉末黒糖 250g
450円(税込)

ミネラル豊富なアルカリ性の土壌で育ったサトウキビ

サトウキビは日本では先に述べたように沖縄県と鹿児島県の南西部でしか栽培されていません。その中でもこちらの商品は沖縄県の波照間島で作られたサトウキビを原料にしています。

沖縄県の八重山郡にある波照間島はアルカリ性の土壌でハブが生息しておらず、かつてはリン鉱山もあったということで非常に多くのミネラルを含んでいます。そんな豊かな自然の中で栽培されたサトウキビから作られる黒砂糖は濃厚で栄養もたっぷりです。

黒砂糖は塊で売られれていることが多いのですが、こちらの商品は粉末状に砕いてあるので日頃のお料理などにもとても使いやすくなっており、コクと深みのある豊かな味わいを加えてくれます。

健康に良い未精製砂糖を購入する上での注意点

今回おすすめした商品は無添加で混ざりっ気のないものばかりなので問題ありませんが、他にインターネットや店舗などで、健康に良い未精製砂糖をお探しになる際にぜひとも心に留めておいてほしいことがありますので、ご紹介します。

原材料の表示を必ず確認しましょう

ご紹介してきた黒砂糖などの砂糖には、キャッチコピーや商品名だけを見ているとだまされてしまうことが時としてあるのです。産地や成分をしっかり確認しておかないといけません。

沖縄黒糖には商標があります

一般で流通している商品の中には「沖縄県産黒砂糖使用」を銘打つものがたくさんありますが、原料の一部に黒砂糖を使ってあるだけで実は上白糖が混ざっているものも多く存在します。ですがこちらの画像のように緑色と黄色のサトウキビの絵柄の入った「沖縄黒糖マーク」のついているものは正真正銘の沖縄産の黒糖の印なので安心して購入することができます。

沖縄県産黒糖以外の商品の場合は原材料の表示を確認して、きび砂糖なら「さとうきび」とシンプルに記載してありますし、てんさい糖ならてんさい糖蜜と書いてあります。それ以外に余計な添加物などが入っていないか注意して選びましょう。

てんさい糖は遺伝子組み換え食品に注意

てんさい糖を購入する際に、今回おすすめしたような北海道産のてんさい糖であれば問題ありませんが、国内産と明記されていない場合は外国産のてん菜を原材料にしています。その場合、オーガニックでないものは遺伝子組み換えされたてん菜である可能性が高いです。

遺伝子組み換え食品は残留農薬であったり副作用の試験期間が短いなど様々な問題が指摘されています。確実に「体にいい砂糖」を選ぶために、てんさい糖を購入する際は北海道産のものを選ぶか「遺伝子組み換えでない」という表示がされているものを選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日ごろから調味料としてなんとなく摂取している砂糖ですが、毎日口にする食品であるからこそ健康に良いものをしっかりと選びたいですよね。

当然の話ですが、健康に良い砂糖といっても魔法の砂糖ではありません。いくらミネラルが豊富だからと言って食べ過ぎては元も子もありません。含蜜糖であっても主な成分はショ糖ですので気を付けなければ健康を害します。

含蜜糖は上白糖などに比べて少しお値段も高くなる砂糖ですが、量を減らす代わりに質を上げて、おいしく食べながら健康な体作りをしていきましょう。

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